Ruckus AP を内蔵WebUIにてスタティックIP設定
Post Date : 2024.05.10
Category : Ruckus
Ruckus AP(R350, R550)では、有線側のMACアドレスは単一です。APがクラウドサーバに接続中は、WebUIへのアクセスは不能であり、「503 Service Not Available」が表示されます。
有線ポートのあるPCとAPを接続する
PCのLANポートを固定IP設定してから、APにPingコマンドで疎通確認して下さい
上の画像ではWindows11でIPv4固定設定をしています。PCに割り振られたIPは、192.168.0.221です。
また、下の画像ではPowerShellを使用していますが、もちろんコマンドプロンプトでのコマンド実行でも結構です。
Pingコマンドに対して、Replyが帰ってくることを確認したら、次に進みます。
Request Timeout(リクエスト・タイムアウト)になる場合は、RESETボタンによる回復が必要かもしれません。その場合は、電源が入っている状態でRESETボタンを細く固い物で 10 秒以上押したままにします。
Webブラウザで、https://192.168.0.1 入力し、Enterキーを押す
安全ではない方法でアクセスをしますと、次のログイン画面になります。
ユーザー名:super、デフォルト・パスワード:sp-admin を入力し、新しいパスワードを設定します
次に、新しいパスワードを設定する画面になります。8文字以上の文字列を2回入力して下さい。
次に、設定したばかりの新しいパスワードでのログインを要求されます。IDは同じくsuperです。
Configuration : Internet メニューをクリックし、固定IP設定
固定IPはv4/v6いずれも対応しています。L2TPによるトンネリングをここで設定することも出来ます。LANケーブルが接続する先が、スイッチングハブのVLANタグ付きのトランクポートである場合は、IP設定前に 「Ethernet Ports」にて、ポートの設定を先に行って下さい。
IP固定の画面で入力後、適用するには「Update Settings」をクリックします。すると即時適用されますので、一旦は画面の左フレームのメニュー部分を残し、右側は読み込めない状況となりますので、アドレス欄のIPを固定設定したIPに修正して下さい。
固定IP設定の説明は以上です。