古いバージョンのFCPROをWindows8.1以降にインストールする手順

Post Date   :   2023.12.14

Category  :  ナレッジベース

FiberChekProソフトウェア ver2.2.0より前のバージョン(ver1.2.2~2.2.1MR3で確認済)は、有効期限内で署名されたドライバが含まれていないため、Windows8.1以降をサポートしていません。そのため、インストールを行う前に、OSのスタートアップ機能の中にある「ドライバ署名の強制設定」を無効化する必要があります。

Windows 8.1 およびWindows10/11のオペレーティングシステムを搭載したコンピュータに、前述の古いバージョンのFCPROソフトウェアと各種USBドライバをインストールするためには、管理者権限のあるログインID で下記の手順を実行しなければなりません。
ドライバ署名を強制しない設定のためにOS の起動オプション設定から適切に変更を行い、システムの再起動が必要となりますので、予めすべてのアプリケーションを終了して下さい。
また、BitDefenderやWindows11proから導入されたBitlocker などの暗号化システムを導入していると、起動オプションを変更できません。その場合は、暗号化を一旦解除などする必要があります。日本製パソコンのうち、一部のメーカーではPCの説明書を読まないと、OSの起動オプションを変更できない場合がございますので、下記手順が動作しないと思われる場合はPCメーカーのサポートにお尋ね下さい。また、現在最新のオペレーティングシステム上の都合により、起動オプションを変更しても意図した変更が行われなくなるケースも有り得ます。また、以下の説明を見ながら行う事により、たとえ意図しない問題(パソコンが起動しなくなった)などの、損害が発生したとしても、当社では一切の支援または保証をいたしかねます事を予め同意の上で実行して下さい。

タスクバーにある検索バーを利用し、「起動オプション」というキーワードを検索し、PC 設定の中の「PCの起動をカスタマイズ」を開きます。検索バーが見当たらない場合は、WINキー+Xキーで表示されるメニューから選択して下さい。

PC起動をカスタマイズするというセクションにある「今すぐ再起動する」ボタンをクリックして下さい。

オプションの選択画面では、「トラブルシューティング」を選択します。

トラブルシューティング画面が表示されたら、「詳細オプション」を選択します。

詳細オプションが表示されたら、「スタートアップ設定」を選択します。

スタートアップ設定が表示されたら、[再起動]をクリックして下さい。

Windowsが再起動を始めて、途中でスタートアップ設定が表示されます。ここでキーボードのF7か、または数字キーの7を押して下さい。

Windowsのログイン画面が表示されたら、管理者権限を持つユーザー名でログイン(サインイン)を行って下さい。

Windowsが起動されましたら、FiberChekPROソフトウェアのインストールを行って下さい。

参考までに、古いバージョンのFCPROインストール手順書のリンクを貼っておきます。

手順の説明は以上です。

各手順番号の参考画像は次の通りです。

1: Win10の場合
1:Win8.1の場合
2:PCの起動をカスタマイズする
3:オプションの選択
4:トラブルシューティング
5:詳細オプション
6:スタートアップ設定で再起動
7:スタートアップ設定で、F7または数字キー7を押す