CloudVision WiFi Release 10.0
Post Date : 2021.04.28
Category : お知らせ
修正プログラムがCloudVision WiFiおよびWireless Managerサービスと関連するArista WiFiデバイス(APs/Sensors)は、新機能と機能強化を提供するためにバージョン10.0へのアップグレードの内容について事前にお知らせするものです。
適用日時: 2021年6月5日 AM1:00~AM7:00間
CloudVision WiFi サービスおよび関連するArista WiFi Devices(AP/Sensors)は、新機能と拡張機能を提供するためにバージョン10.0へのアップグレードが予定されていますのでお知らせします。アップグレードは、2021年6月5日の午前1時から午前7時(日本時間)の間に実施されます。
メンテナンス期間中は、CloudVision WiFiとWireless Managerのサービスコンソールにアクセスできません。この期間中、Arista WiFiデバイスはクラウドから切断されますので、APモデルに依存したLED(クラウド未接続を示すLED)が点滅することがありますが、APは引き続きWiFiアクセスを提供し、WIPSセンサーはオフライン設定が有効な場合はその通りに機能します。
Arista WiFi AP/Sensorsのファームウェア・アップグレードは、CloudVision WiFiまたはWireless Managerのロケーション・フォルダで設定されたタイムゾーンの午後11時から午前3時の間に予定されています。このアップグレードウィンドウは2021年6月7日から6月11日まで繰り返され、この期間中にクラウドに接続されているArista WiFiデバイスは最新のファームウェアにアップグレードされます。
この期間中に新しくクラウドに接続されたArista WiFiデバイスは最新のファームウェアにアップグレードされます。
APファームウェアのアップグレード後、CloudVision WiFiでは以下の新機能が有効になります。
更新内容のリスト
- 新しいアクセスポイントC-200 (WIPS無/CIPモード無)のサポート
- QoE機能の拡充
- CPU/メモリ、平均データレート、周波数帯使用率、チャネル占有率の新しい可視化機能の追加
- CloudVisionWiFi上からAPへのダイレクトWeb Shellの追加
- IPv6によるアプリケーション可視化をサポート
- 自動チャネル選択機能の拡張
- RSSIデータと隣接AP情報にチャネル情報を追加
- WiFi6プラットフォームでメッシュ無線機能をサポート
- CloudVisionWiFiの表示ロゴの変更
以上
更新内容の詳細
WiFi6エントリクラスのアクセスポイント新製品:C-200
主な仕様:
- 802.11ax
- 5GHz帯:2×2:2空間ストリーム、2.4GHz帯:2×2:2空間ストリーム
- デュアル・ラジオ(2.4GHz/5GHz同時使用可能)、第3のラジオ無し
- 内蔵アンテナ
- PoE 802.3af (最大15.4W)でフル機能を実現
- 1ポート:1000Base-T
QoE機能の拡充
- 監視可能なアプリケーションが最大139
- CloudVision WIFi上で25のアプリケーションを指定可能
- 選択したアプリケーションの状況を確認可能
- 設定項目の表示を変更
- 制限事項
- IPv6トラフィックにつきましては、QoE Monitoringが未サポート
- 有線拡張により接続されている端末は、QoE Monitoringの対象外
テレメトリに関するチャートの追加
- 各APに対する平均データレートのグラフ表示を追加
- 右タブ「モニター」> WiFi > 上タブ 「アクセスポイント」> 該当APを選択する
- グラフ内の赤色の点は低データレートの閾値を下回ったことを示しています。
- 低データレートの閾値を上回った場合は青い点になります。
- 各APが使用しているチャネルに対する使用率のグラフ表示を追加
- 右タブ「モニター」> WiFi > 上タブ 「アクセスポイント」> 該当APを選択する
- 各チャネルで利用されているSSIDや電波強度を表示できるよう追加
- Apectrum Occupancy 画面上で、「RF Explorer」をクリック
- 各APにおけるCPU使用率およびメモリの利用率のグラフを追加
- 右タブ「モニター」> WiFi > 上タブ 「アクセスポイント」> 該当APを選択する
- CloudVision WiFi上から、APへの直接SSHアクセスが可能になります。
- 右タブ「モニター」> WiFi > 上タブ 「アクセスポイント」> 該当APを選択 > トラブルシュート > Open Web Shell
IPv6 トラフィックに対して、アプリケーションの可視化をサポート
IPv6トラフィックに対する制限事項は次の通り:
- QoE Monitoring機能は未サポート
- L2/L3アプリケーション・ファイアウォール機能は未サポート
- アクセス制御を有効とした場合、無線APはIPv6パケットを破棄するため、無線端末はこの時点でIPv6アドレスを取得できなくなります。
- 11ac wave1 またはこれ以前のAPでは完全未サポートのまま
自動チャネル選択機能の拡充
- Ver9.0とそれ以前
- 無線APが再起動やFW更新を実行した場合、起動後に都度最適チャネルの選択ルーチンを実行するため、再起動時のWiFi利用可能になるまでに時間が必要。チャネル固定にしていた場合は変わりません。
- Ver10.0以降
- 無線APが再起動やFW更新を実行した場合、起動時に使用していた最適なチャネルを選択することにより、再起動時のWiFi利用可能になるまでの時間が短くなります。
802.11axプラットフォームでメッシュ無線をサポート
- C-230、C-250、C-260 アクセスポイントにて、802.11axモード選択時にもメッシュ無線を展開することが出来るようになります。
CVW(CloudVision WiFi)の表示ロゴを変更
出力されたレポート上のロゴはこれまで、ARISTAロゴが使用されていました。
2021年6月発表のVer10.0拡張機能について
この記事には続きがありますが、会員向けのコンテンツとなっております。