Arista Cognitive Unified Edge : ver13.0.0-6710 (4)
Post Date : 2023.03.10
Category : ナレッジベース
2023年になってから更新されたArista WiFi APのファームウェア ver13.0.0-6710についてのアップデート情報のうち、項目別に詳細を説明した内容です。
CV-CUE フェイズ2(Beta)
CV-CUE フェイズ1
- PoEスイッチの情報を⼀元管理可能になった
- アクセスポイントが接続されているPoEスイッチ情報を表⽰
- 各スイッチにて、接続されているAPの数、接続されているクライアント数を表示
- PoEスイッチの情報はLLDPを使⽤して収集 (スイッチ名は最大128文字で、SystemNameから取得、スイッチベンダー名は、MACアドレスのOUIから取得する、但し8文字制限)
モニター > 有線
Wired + Wireless Integration (Arista製 有線スイッチ と 無線APの機能統合)
機能概要
- CV-CUE UIからAPとスイッチの両⽅を監視
- 有線・無線装置の統合的な監視と管理の拡張
- 従来の管理機能に以下の機能を追加
- スイッチの表⽰内容の拡張
- スイッチのロケーション移動
- スイッチに接続されている端末の表⽰
- スイッチのフロントパネルの表⽰
- ポートレイアウトからの詳細表⽰
- スイッチのトポロジー表⽰
- スイッチのトラフィック表⽰
- フロアプランへのスイッチの追加
- スイッチに対するイベント設定の追加
スイッチの監視で表示可能な項目 : モニター > 有線 > Managed Switches
- スイッチ名
- シリアル番号
- IPアドレス
- MACアドレス
- 装置モデル
- ソフトウェアバージョン
- 設置場所(CV-CUEに設置されている場所)
- PoE総電力量
- 使用可能なPoE電力
- 総ポート数
- 総接続ポート数
- 起動時間
スイッチのフロントパネルを表示可能
ポートレイアウトで以下のポート状態を表⽰
- Disable:ポートはシャットダウン(例︓上記のスクリーンショットではポート7)
- Enabled:ポートがシャットダウン状態ではなく、ホストは未接続接(例︓ポート13,14)
- Connected︓ホストがポートに接続中(例︓ポート1)
- Error:ポートはerrdisabled状態(例︓ポート9)
- 注)
- PoE表⽰は、PoEを提供するポートに対して表⽰(例︓ポート1、2、など)。
- アップリンクポートに表⽰されるアップリンクアイコン(アップリンク表⽰はフェーズ3にでサポート予定)
ポートレイアウトからの詳細表⽰
選択されたポートについて、以下の詳細が表⽰:
- ステータス
- ポートタイプ( PoE+ / PoE ++ / Data / SFP )
- 電源の状態
- リンクタイプ( full-duplex / half-duplex / auto-duplex )
- 認証の種類とステータス
- ポートモード( Access / Trunk / Phone-Trunk )
- タグVlan( トランクモード⽤)
- 接続ホストのMAC とホスト・タイプ
管理スイッチのトポロジー表⽰
アップリンク・スイッチとスイッチに接続された有線ホストをグラフィカルな形式で表示
フロアプランの拡張
フロアプランに配置されたAPの場合:
- フロアプラン外に接続されているスイッチ(検出または管理)を表⽰
- AP と対応するスイッチ間のリンクを表⽰
- リンクは、アクティブなAP の場合は緑⾊、⾮アクティブなAP の場合は⾚⾊
- AP の電源とリンク速度の情報をツールチップに表⽰
イベントの設定およびイベントレポートの拡張
- スイッチおよびインタフェースに対するイベントをサポート
- CV-CUE の画⾯への表⽰ (モニター > アラート > 有線)、外部SNMP/Syslogサーバへの通知および電子メール送信が可能
スイッチレベルのイベント対応:
- ディスクパーティション容量低下
- ディスクパーティション使⽤量しきい値
- CPU負荷と使⽤率
- SFP DOMの温度
- デバイスの再起動
- スイッチストリーミング停⽌
- 新規デバイスの検出
- EOSバージョン変更
- クロックの同期エラー
インターフェイスレベルのイベントに対応:
- 予期しない/予期したインタフェースのダウンリンク
- 予期しない/予期したリンク変更
- ⾼インターフェースアライメント/シンボル・FCSエラー
- ⼊⼒/出⼒エラーの検出