Arista Cognitive Unified Edge : ver13.0.0-6710 (2)

Post Date   :   2023.03.09

Category  :  Arista

2023年になってから更新されたArista WiFi APのファームウェア ver13.0.0-6710についてのアップデート情報のうち、項目別に詳細を説明した内容です。

チャネル選択時DFS履歴を使用する機能

  • Ver12(以前のバージョン)
    • チャネル選択処理にて、過去にレーダーを検知したチャネルに対する考慮はありませんでした。
  • Ver13.0から
    • 過去のレーダーヒット率に基づく、チャンネル選択処理を有効とするオプションを追加
    • 有効とした場合、チャンネルスコアにレーダーヒット率を加味して最適なチャンネルを選択
    • チャンネルごとのレーダーヒット率は、再起動後も有効
    • 保存されたレーダーヒット率には、エージングファクターを設定
    • DFS チャネルのレーダーヒット率は、近隣のAP と共有

構成 > デバイス > アクセスポイント > WiFi 無線

チャネル・スコアリング・ファクタの見方

トラブルシュート > イベント・ログ の中に表示される自動チャネル選択のメッセージ末尾の をクリックするとインサイトが表示されます

なお、右端の列が表示されない方は、前述の「チャネル選択時DFS履歴を使用」を有効にした上で、自動チャネル選択のスケジュールが実行された時のイベント・ログをクリックしなければなりません。

自動チャネル選択のスケジュール設定機能の更新について

  • Ver13.0 以前
    • ACS(Auto Channel Selection)は⼀定間隔にて実施できるが、AP起動時からの時間に基いて起動するため、特定の時間帯での実施は設定不可だった。
  • Ver13.0
    • ACSのスケジュールモードを導⼊し、ACSの実⾏時間を最大2つ設定可能で、各タイムゾーンに従った時間帯、何時何分(HH:MM)で指定することができる。

    構成  > デバイス > アクセスポイント >(上部タブ)WiFi無線 (周波数帯別に設定有)

    ACS関連のアップデート情報は以上